給湯器 異音 原因|新潟で多いトラブルと今すぐできる対策
「シャワー中に突然『ボン』という音がした」「最近給湯器から『ピー』という高音が聞こえる」
「朝になると『ゴー』という風音がして止まらない」——こうした異音に気づいたとき、
「故障かな?でも使えているから大丈夫か」と放置していませんか?
給湯器の異音は、軽微なもので終わることもありますが、放置すると一酸化炭素中毒・ガス爆発・
大規模な水漏れ被害につながる重篤なトラブルのサインであることも多くあります。
異音の「種類」と「発生状況」を正確に把握することが、被害を防ぐための最初のステップです。
新潟県は豪雪・凍結・塩害・急激な寒暖差という気候的特性から、給湯器の異音トラブルが他県より多く発生します。
特に冬季は**「ボン(点火爆発音)」「ゴー(給排気口の積雪閉塞音)」「パキパキ(凍結・解氷時の収縮音)」**という新潟特有の異音が急増します。
この記事では、給湯器から発生する異音を音の種類別に徹底解説し、原因・緊急度・今すぐできる対策・
業者を呼ぶタイミング・修理費用の目安まで、新潟在住の方が今すぐ使える情報をすべてまとめました。
目次
- 給湯器の異音を放置すると何が起きるか——危険度別リスク解説
- 【異音①】「ボン・ドン」という爆発音——最も危険なサイン
- 【異音②】「ピー・キーン」という高音・笛音——ファン系のSOS
- 【異音③】「ゴー・ゴォー」という風音・低い唸り音
- 【異音④】「パキ・ポキ・バキ」という衝撃音・収縮音
- 【異音⑤】「ポコポコ・ゴボゴボ」という水音・気泡音
- 【異音⑥】「カタカタ・ガタガタ」という振動音・金属音
- 新潟の冬に特有の異音パターンと季節別チェックポイント
- 異音別「自分で対処OK」vs「今すぐ業者を呼ぶ」完全判断チャート
- まとめ:異音発生から最短解決までのロードマップ
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1. 給湯器の異音を放置すると何が起きるか——危険度別リスク解説

⚠️ 異音は給湯器からの「危険シグナル」
給湯器はガス・電気・水を同時に使用する複合機器です。内部のセンサーが正常動作している間はエラーコードで異常を知らせますが、
センサーが検知できない初期段階の異常は「異音」という形で最初に表れることが多いのです。
異音を放置することで起こりうる被害を、危険度別に整理します。
🔴 生命・財産に関わる最高レベルのリスク
| 異音の種類 | 放置した場合のリスク |
|---|---|
| 「ボン」という爆発音 | ガス爆発・一酸化炭素中毒・火災 |
| 「ピー」という異常な高音(ファン系) | 排気不良→一酸化炭素の室内漏れ |
| 「ゴー・ゴォー」(給排気口閉塞時) | 不完全燃焼→一酸化炭素中毒 |
| ガス臭を伴う異音 | ガス漏れ→引火・爆発 |
🟠 機器・建物に関わる高レベルのリスク
| 異音の種類 | 放置した場合のリスク |
|---|---|
| 「カタカタ」(落雪・固定不良後) | 本体の傾き・脱落→ガス管・配管の断裂 |
| 「ポコポコ・ゴボゴボ」(配管水音) | 配管内の腐食進行→漏水 |
| 「パキパキ」(解氷時の繰り返し) | 配管亀裂の拡大→大量漏水 |
🟡 機器の劣化に関わる中レベルのリスク
| 異音の種類 | 放置した場合のリスク |
|---|---|
| 「ゴボゴボ」(追い焚き系) | 配管の汚れ・腐食の進行 |
| 「カタカタ」(部品の緩み) | 部品の脱落・摩耗の加速 |
| 「ピー」(軽微なファン系) | ファンモーター寿命の短縮 |
📊 異音の放置期間と修理費の目安(新潟エリア)
| 放置期間 | 起こりうる事態 | 追加修理費の目安 |
|---|---|---|
| 発見当日に対処 | 部品交換のみ | +0円 |
| 1週間放置 | 周辺部品への影響が始まる | +10,000〜30,000円 |
| 1ヶ月放置 | 複合的な故障・漏水 | +30,000〜100,000円 |
| 3ヶ月以上放置 | 本体全損・建物への被害 | +100,000〜数百万円 |
「使えているから大丈夫」は最も危険な判断です。 給湯器の異音は、
使えている状態でも内部で深刻なトラブルが進行しているサインであることがほとんどです。
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2. 【異音①】「ボン・ドン」という爆発音——最も危険なサイン

🔴 危険度:最高——即使用停止が必要
「ボン」「ドン」という爆発的な音は、給湯器の異音の中で最も危険な部類に属します。
新潟では特に冬季の点火不良時に多発するため、特に注意が必要です。
💥 爆発音が発生するメカニズム
【パターンA:点火失敗後のガス充満による爆発】
点火装置が正常に点火できない
↓
未燃焼のガスが給湯器内部に少量放出される
↓
電極のスパークまたは遅延点火により
ガスが充満した状態で着火
↓
「ボン」という爆発音が発生
↓
【被害の可能性】
・給湯器内部の燃焼室・熱交換器の損傷
・点火装置のさらなる損傷
・繰り返すと給湯器全損・火災の危険
【パターンB:立消え後の再点火による爆発】
燃焼中に風や水圧変動などで火が消える(立消え)
↓
消火後もガスが少量流れ続ける
↓
再点火時に内部のガスに着火
↓
「ボン」という爆発音が発生
🌨️ 新潟で爆発音が多い理由
新潟では以下の条件が重なりやすく、「ボン」という爆発音の発生頻度が高い傾向があります。
□ 冬季の強風(日本海からの北西の季節風)による立消え
□ 給排気口の積雪による給気不足での不完全点火
□ 塩害による点火電極の腐食・絶縁破壊
□ 低気温による点火装置の動作不安定(特に早朝)
□ 使用年数7年以上の機器での電極劣化
✅ 「ボン」という音がしたときの正しい対処法
STEP 1:即座に給湯器の運転を停止する
└─ リモコンの電源をOFFにする
STEP 2:ガス臭の有無を確認する
└─ ガス臭がする場合
→ 電気スイッチ・換気扇に触らず窓を開ける
→ ガスの元栓を閉める→建物の外に出る
→ ガス会社(0570-002-299)へ連絡
STEP 3:ガス臭がない場合
→ 数分換気してから再起動を1回だけ試みる
→ 再び爆発音がする場合は即使用停止・業者へ
STEP 4:業者またはメーカーサポートへ連絡する
└─ 「点火時に爆発音がした」と正確に伝える
└─ エラーコードがあれば合わせて伝える
❌ 「ボン」音発生時のNG行動
- ❌ 「一回だけだから大丈夫」と使い続ける
- ❌ 点火ボタンを何度も押し続ける(内部ガスが充満する)
- ❌ ガス臭がするのに電気スイッチを入れる
- ❌ 「様子を見る」(再発の可能性が高く、次回の被害が大きくなる)
修理費の目安: 点火装置(イグナイター)交換:15,000〜30,000円。爆発による内部損傷がある場合は追加費用が発生。
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3. 【異音②】「ピー・キーン」という高音・笛音——ファン系のSOS

🔴 危険度:高——早急な対処が必要
「ピー」「キーン」という高音・笛のような音は、主にファンモーター(燃焼用送風機)の異常を示しています。
ファンモーターは燃焼に必要な空気を供給し、燃焼後の排気ガスを外部に排出する重要な部品です。
🔧 「ピー」音が発生する主な原因
① ファンモーターの軸受け(ベアリング)の摩耗・劣化 最も多い原因です。
回転軸の軸受けが摩耗すると金属同士が擦れ合い「ピー・キーン」という高音が発生します。
放置するとモーターが停止し、排気不良→一酸化炭素漏れのリスクが生じます。
② ファン羽根への異物の混入 新潟の豪雪環境では、積雪の隙間から小石・砂・虫・葉などがファン部に混入することがあります。
異物がファン羽根に接触すると「ピー」「シャー」という音が発生します。
③ ファンモーター自体の電気的故障 モーターの巻線(コイル)が劣化・断線しかけている場合も異音が発生します。
この場合はモーター全体の交換が必要です。
⚠️ ファン系の異音を放置する危険性
ファンモーターの異常(放置)
↓
ファンの回転数が低下・停止
↓
燃焼後の排気ガスが外部に排出されない
↓
不完全燃焼による一酸化炭素(CO)の発生
↓
一酸化炭素が室内・屋内に漏れ出す
↓
【最悪のシナリオ】
一酸化炭素中毒(無色・無臭のため気づきにくい)
意識を失う・最悪の場合死亡事故
ファン系の異音は「命に関わる異音」です。 一酸化炭素は無色・無臭であり、気づかないうちに濃度が高まり、
頭痛・めまい・意識喪失を引き起こします。新潟では冬季に浴室・洗面所の換気が不十分になりがちなため、特に注意が必要です。
✅ 「ピー・キーン」音への正しい対処
STEP 1:即座に給湯器の運転を停止する
STEP 2:給湯器が設置されている空間を換気する
└─ 窓・ドアを開けて十分に換気する
STEP 3:一酸化炭素中毒の症状(頭痛・めまい・吐き気)がないか確認する
└─ 症状がある場合は即外に出て新鮮な空気を吸い、救急へ連絡
STEP 4:給湯器は使用せず、すぐに業者またはメーカーサポートへ連絡する
└─ 「ピー・キーンという高音がして止まった」と伝える
修理費の目安: ファンモーター交換:20,000〜45,000円。異物除去のみの場合:5,000〜15,000円。
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4. 【異音③】「ゴー・ゴォー」という風音・低い唸り音

🟠 危険度:中〜高——原因によって緊急度が異なる
「ゴー」「ゴォー」という低い風音・唸り音は、発生原因によって緊急度が大きく異なります。
新潟では特に冬の大雪時に給排気口が雪で塞がれることで発生するケースが多発します。
🔍 「ゴー・ゴォー」音の原因別分類
① 給排気口の積雪・異物による閉塞(新潟で最多)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生タイミング | 大雪の翌朝・降雪中 |
| 音の特徴 | 強風が吹き込むような低い「ゴー」という音 |
| 緊急度 | 🔴高(不完全燃焼→一酸化炭素のリスク) |
| 確認方法 | 給排気口周辺に積雪・異物がないか目視確認 |
| 対処 | 電源を切る→素手・ブラシで除雪→再起動 |
② 燃焼ファンの正常動作音(問題なし)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生タイミング | 点火時・燃焼中(常時発生) |
| 音の特徴 | 規則的で一定の「ゴー」という低音 |
| 緊急度 | 🟢低(正常動作) |
| 判断方法 | 以前から同じ音がする・音量や音質に変化がない |
| 対処 | 対処不要 |
③ 強風による給排気口への風の吹き込み
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生タイミング | 日本海からの強い北西風が吹く日 |
| 音の特徴 | 風が強いときだけ「ゴー・ヒュー」という音 |
| 緊急度 | 🟡中(給湯器の立消えにつながる場合がある) |
| 対処 | 防風板・バッフルプレートの設置を検討(業者に相談) |
④ ガス比例弁・ガス系統の異常音
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生タイミング | 点火直後・運転中 |
| 音の特徴 | 以前と異なる「ゴー・ガー」という音 |
| 緊急度 | 🔴高(ガス系統の異常の可能性) |
| 対処 | 即使用停止→業者へ連絡 |
✅ 「ゴー・ゴォー」音への基本的な確認手順
STEP 1:給湯器の運転を停止する
STEP 2:給排気口周辺の積雪・異物を目視確認する
└─ 積雪・異物あり→素手・ブラシでやさしく除去→再起動
└─ 積雪・異物なし→STEP 3へ
STEP 3:音の種類・タイミングを観察する
└─ 以前から同じ音→正常の可能性が高い
└─ 急に始まった・音量が増した→業者へ連絡
STEP 4:換気を十分に行ってから使用再開する
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5. 【異音④】「パキ・ポキ・バキ」という衝撃音・収縮音

🟡〜🟠 危険度:状況によって異なる
「パキ」「ポキ」「バキ」という衝撃音・収縮音は、新潟の冬では特に多く聞かれる異音です。
発生タイミングと音の大きさによって、正常な現象と重大な異常を見分けることができます。
🔍 「パキ・ポキ・バキ」音の原因別分類
① 金属配管の熱収縮音(正常範囲内)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生タイミング | 給湯器の起動時・停止直後・夜明け前の最低気温時 |
| 音の特徴 | 「パキ・ポキ」という小さな音が数回 |
| 原因 | 温度変化による金属配管の膨張・収縮 |
| 緊急度 | 🟢低(正常な現象) |
| 判断方法 | 水漏れ・異臭を伴わない・以前から聞こえる |
| 対処 | 対処不要(保温材設置で軽減できる) |
② 凍結・解氷時の配管収縮音
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生タイミング | 厳冬期の夜明け前・解氷が始まる日中 |
| 音の特徴 | 「パキ・バキ」という比較的大きな音 |
| 緊急度 | 🟠中高(配管に亀裂が生じている可能性) |
| 判断方法 | 音の後に水が染み出す・水が出なくなる場合は配管損傷の可能性 |
| 対処 | 解凍後に水漏れがないか確認→水漏れがあれば業者へ |
③ 積雪・落雪による物理的衝撃音
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生タイミング | 大雪後・気温が上がり屋根雪が動き始めるとき |
| 音の特徴 | 「バキ・ドン」という大きな衝撃音 |
| 緊急度 | 🔴高(本体・配管への物理的損傷の可能性) |
| 判断方法 | 音の後に水漏れ・ガス漏れがないか確認 |
| 対処 | 即使用停止→目視確認→異常があれば業者へ |
④ 本体固定金具・フレームの軋み音
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生タイミング | 強風時・積雪荷重がかかるとき |
| 音の特徴 | 「キシキシ・ギシギシ」という軋み音 |
| 緊急度 | 🟠中高(固定が外れると本体脱落のリスク) |
| 対処 | 業者に固定金具の点検・増し締めを依頼する |
✅ 「パキ・ポキ・バキ」音への対処判断
音を聞いた直後に確認すること:
□ 水漏れが発生していないか(配管・本体周辺を目視)
□ ガス臭・焦げ臭がしないか
□ エラーコードが表示されていないか
□ お湯が正常に出るか・水量は変わっていないか
→ すべて問題なし:熱収縮音の可能性が高い。様子見でOK
→ 1つでも問題あり:使用停止→業者へ連絡
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6. 【異音⑤】「ポコポコ・ゴボゴボ」という水音・気泡音

🟡〜🟠 危険度:中(原因によって異なる)
「ポコポコ」「ゴボゴボ」という水音・気泡音は、配管内の空気・汚れ・詰まりに関係していることがほとんどです。
放置すると配管の腐食・給湯能力の低下につながります。
🔍 「ポコポコ・ゴボゴボ」音の原因別分類
① 追い焚き配管内の空気(エア噛み)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生タイミング | 追い焚き運転時・浴槽の湯張り後 |
| 音の特徴 | 「ポコポコ」という規則的な気泡音 |
| 原因 | 配管内に空気が入り込んでいる(エア噛み) |
| 緊急度 | 🟡中(機能不全・配管腐食の進行) |
| 対処 | エア抜き作業(業者依頼:5,000〜15,000円) |
② 給湯配管内の水垢・スケールの詰まり
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生タイミング | お湯を出したとき・温度を変えたとき |
| 音の特徴 | 「ゴボゴボ」という不規則な音 |
| 原因 | 配管内部に付着した水垢・スケールが剥がれて流れる音 |
| 緊急度 | 🟡中(給湯能力の低下・配管劣化) |
| 対処 | 業者による配管洗浄(10,000〜30,000円) |
③ 熱交換器内の気泡(沸騰音)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生タイミング | 点火後・高温設定時 |
| 音の特徴 | 「ポコポコ・シュー」という音 |
| 原因 | 熱交換器内のスケール付着による局所的な過熱・沸騰 |
| 緊急度 | 🟠中高(熱交換器の損傷進行) |
| 対処 | 業者に熱交換器の洗浄・点検を依頼する |
④ 凍結解氷時の配管内の気泡音
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生タイミング | 春の解氷時・凍結後の初回使用時 |
| 音の特徴 | 「ポコポコ・ゴボゴボ」という断続的な音 |
| 原因 | 凍結・解氷で配管内に入り込んだ空気 |
| 緊急度 | 🟡中(水漏れがなければ様子見可) |
| 対処 | 数回お湯を出すと自然に解消することが多い |
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7. 【異音⑥】「カタカタ・ガタガタ」という振動音・金属音

🟠 危険度:中高(落下・脱落リスクに注意)
「カタカタ」「ガタガタ」という振動音・金属音は、本体の固定不良・積雪や落雪による変形・内部部品の脱落が主な原因です。
特に新潟の豪雪環境では、落雪による本体へのダメージが引き起こす振動音が多発します。
🔍 「カタカタ・ガタガタ」音の原因別分類
① 本体固定金具の緩み・腐食
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生タイミング | 強風時・運転振動時 |
| 音の特徴 | 「カタカタ」という規則的な振動音 |
| 原因 | 経年劣化・錆・落雪衝撃による固定金具の緩み |
| 緊急度 | 🟠中高(脱落すると配管断裂・ガス漏れのリスク) |
| 対処 | 業者に固定金具の点検・増し締め・交換を依頼する |
② 落雪・積雪荷重による本体の変形
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生タイミング | 大雪・落雪の翌日から |
| 音の特徴 | 「ガタガタ・ギシギシ」という不規則な音 |
| 原因 | 積雪・落雪の衝撃による外装パネルの変形・内部部品のずれ |
| 緊急度 | 🔴高(内部損傷の可能性あり) |
| 対処 | 即使用停止→目視で外観を確認→業者へ連絡 |
③ 内部部品(バーナー・熱交換器周辺)の共振
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生タイミング | 特定の火力・温度設定時 |
| 音の特徴 | 特定の条件下でのみ「カタカタ」という音 |
| 原因 | バーナー・熱交換器周辺の支持部品の劣化・緩み |
| 緊急度 | 🟡中(放置すると悪化する) |
| 対処 | 業者に内部点検を依頼する |
④ 保護カバー・点検口パネルの変形・浮き
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生タイミング | 運転中・強風時 |
| 音の特徴 | 「パタパタ・カタカタ」という比較的小さな音 |
| 原因 | 外装カバーのビスの緩み・カバーの変形 |
| 緊急度 | 🟡低〜中(カバーが外れると内部に雨・雪が侵入) |
| 対処 | 業者にビスの締め直し・カバー交換を依頼する |
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8. 新潟の冬に特有の異音パターンと季節別チェックポイント

新潟では季節によって発生しやすい異音のパターンが明確に異なります。事前に知っておくことで、発生時に慌てず適切な判断ができます。
🗓️ 新潟の季節別・給湯器異音パターン
【11月:シーズン入り——点火系の異音が急増】
多い異音:「ボン・ポン」(点火不良による爆発音)
「カチカチ」(点火電極の火花音が弱い)
原因:
□ 夏の間に進んだ塩害・湿気による点火電極の腐食
□ 久しぶりの使用による点火装置の動作不安定
□ ガス配管内の空気混入による不安定な点火
対策:
□ 冬前に点火装置を点検・清掃してもらう
□ 初回使用時は「ボン」音に注意
□ エラーコードを確認してからリセット1〜2回試す
【12月〜1月:厳冬期——凍結・積雪による異音が急増】
多い異音:「ゴー・ゴォー」(給排気口の積雪閉塞)
「パキ・バキ」(配管凍結による収縮音)
「ボン」(給気不足による不完全点火)
原因:
□ 給排気口への積雪・吹き込み雪による閉塞
□ 最低気温の急低下による配管凍結
□ 強風(日本海からの北西風)による立消え・不安定な燃焼
対策:
□ 毎朝の給排気口周辺の除雪を習慣にする
□ コンセントを抜かず凍結予防運転を有効にする
□ 「ゴー」音が出たら即座に除雪→再起動を試みる
【2月:豪雪ピーク——落雪・積雪重量による物理的異音】
多い異音:「バキ・ドン」(落雪の直撃による衝撃音)
「ガタガタ・ギシギシ」(固定金具の変形)
「ピー」(落雪で給排気口が変形→ファン異常)
原因:
□ 屋根雪の大量落雪による本体への直撃
□ 積雪重量による本体・配管の圧迫
□ 落雪衝撃による給排気口の変形
対策:
□ 雪よけカバー・保護カバーの設置(事前対策)
□ 「バキ・ドン」の後は即座に目視確認
□ 変形・損傷が確認できれば即使用停止・業者へ
【3月〜4月:解氷期——水音・水漏れ関連の異音が急増】
多い異音:「ポコポコ・ゴボゴボ」(解氷後の配管内の空気)
「パキパキ」(凍結破損部の亀裂拡大音)
「シュー・ジャー」(配管からの漏水音)
原因:
□ 冬の凍結で生じた配管亀裂が解氷後に拡大
□ 解氷によって配管内に入り込んだ空気の排出
□ 凍結破損箇所からの漏水開始
対策:
□ 解氷期は特に漏水の有無を毎日確認する
□ 「シュー・ジャー」という音は即止水・業者へ連絡
□ 春の点検で凍結ダメージを業者に確認してもらう
【6月〜9月:夏季——過熱・汚れによる異音】
多い異音:「ポコポコ・シュー」(熱交換器の過熱・沸騰音)
「ゴボゴボ」(スケール付着による流れの乱れ)
原因:
□ 高温多湿環境での連続使用による過熱
□ 冬〜春の凍結・解氷ダメージが表面化
□ 水垢・スケールの蓄積による熱交換器の汚れ
対策:
□ 長時間の連続使用を避ける
□ ガス代の増加に気づいたら業者に点検を依頼する
□ 秋前に年1回の点検・洗浄を依頼する
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9. 異音別「自分で対処OK」vs「今すぐ業者を呼ぶ」完全判断チャート

🔍 異音別・緊急度と推奨アクション一覧表
| 異音の種類 | 発生状況 | 緊急度 | 推奨アクション |
|---|---|---|---|
| 「ボン・ドン」(爆発音) | 点火時・燃焼中 | 🔴最高 | 即使用停止→ガス確認→業者へ |
| 「ピー・キーン」(高音) | 運転中・ファン付近 | 🔴最高 | 即使用停止→換気→業者へ |
| 「ゴー・ゴォー」(風音) | 大雪後・給排気口付近 | 🔴高 | 使用停止→除雪→改善なければ業者へ |
| 「ゴー・ゴォー」(燃焼中・一定) | 以前から変わらず | 🟢低 | 正常動作の可能性→様子見 |
| 「バキ・ドン」(落雪後) | 大雪・落雪直後 | 🔴高 | 即使用停止→目視確認→業者へ |
| 「パキ・ポキ」(解氷時) | 3〜4月・朝夕 | 🟠中高 | 水漏れ確認→あれば即業者へ |
| 「パキ・ポキ」(起動時) | 起動直後・毎回 | 🟢低 | 熱収縮の可能性→様子見 |
| 「ポコポコ・ゴボゴボ」(追い焚き) | 追い焚き中 | 🟡中 | エア抜き依頼→数日以内に業者へ |
| 「ゴボゴボ・シュー」(高温時) | お湯使用中 | 🟠中高 | 業者に熱交換器点検を依頼 |
| 「カタカタ」(強風時) | 強風・大雪後 | 🟠中高 | 固定確認→業者に点検依頼 |
| 「ガタガタ・ギシギシ」(大雪後) | 落雪衝撃後 | 🔴高 | 即使用停止→業者へ連絡 |
📞 異音発生時のメーカーサポート連絡先
| メーカー | サポート電話番号 | 受付時間 |
|---|---|---|
| ノーリツ | 0120-151-091 | 24時間365日 |
| リンナイ | 0120-054-321 | 24時間365日 |
| パロマ | 0120-193-585 | 24時間365日 |
| パーパス | 0120-910-771 | 24時間365日 |
| 都市ガス緊急(ガス臭時) | 0570-002-299 | 24時間365日 |
💴 異音別・修理費用の目安
| 異音・故障箇所 | 主な修理内容 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 点火装置(イグナイター)の交換 | 「ボン」音の解消 | 15,000〜30,000円 |
| ファンモーターの交換 | 「ピー・キーン」音の解消 | 20,000〜45,000円 |
| 給排気口の異物除去・清掃 | 「ゴー」音の解消 | 5,000〜15,000円 |
| 給排気口の延長・変更工事 | 積雪閉塞の根本解決 | 20,000〜50,000円 |
| 配管のエア抜き作業 | 「ポコポコ」音の解消 | 5,000〜15,000円 |
| 熱交換器の洗浄 | 「ゴボゴボ・シュー」音の軽減 | 15,000〜30,000円 |
| 熱交換器の交換 | 根本的な解決 | 40,000〜90,000円 |
| 本体固定金具の点検・交換 | 「カタカタ」音の解消 | 5,000〜20,000円 |
| 凍結破裂配管の修理 | 「パキ」音後の漏水修理 | 15,000〜50,000円 |
| 雪よけカバーの設置 | 落雪対策 | 10,000〜25,000円 |
夜間・休日・祝日の対応は通常料金の1.2〜1.5倍の割増料金が発生することが多いです。
「🔴最高・高」レベルの異音は割増でも即対処を、「🟡中」以下の異音は翌日の平日・日中に依頼することでコストを抑えられます。
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10. まとめ:異音発生から最短解決までのロードマップ

🗺️ 異音発生時の完全対処フロー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【PHASE 1】安全確認(最優先・30秒)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
├─ ガス臭・焦げ臭がする
│ └─ 即使用停止→元栓を閉める→換気→外に出る
│ → 0570-002-299(ガス会社)へ連絡
├─ 頭痛・めまい・吐き気がある(一酸化炭素の疑い)
│ └─ 即外に出る→新鮮な空気を吸う→救急へ連絡
├─ 水漏れが始まっている
│ └─ 即使用停止→止水栓を閉める→業者へ連絡
└─ 上記なし → PHASE 2へ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【PHASE 2】異音の特定(1〜2分)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
├─ 音の種類を特定する(§2〜§7を参照)
│ 「ボン」→§2 / 「ピー・キーン」→§3
│ 「ゴー・ゴォー」→§4 / 「パキ・ポキ」→§5
│ 「ポコポコ・ゴボゴボ」→§6 / 「カタカタ・ガタガタ」→§7
├─ 発生タイミングを確認する(点火時・燃焼中・停止後)
├─ エラーコードが表示されていればメモ・写真撮影する
└─ §9の判断チャートで緊急度を確認する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【PHASE 3】緊急度に応じた対処(2〜10分)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
├─ 🔴最高・高レベルの異音
│ └─ 即使用停止→業者・メーカーサポートへ連絡
├─ 🟠中高レベルの異音
│ └─ 原因の確認(除雪・水漏れ確認等)
│ 改善しない場合は当日中に業者へ連絡
├─ 🟡中レベルの異音
│ └─ 様子を見ながら数日以内に業者へ相談
└─ 🟢低レベルの異音
└─ 正常動作の可能性あり。変化がなければ様子見
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【PHASE 4】業者への連絡・情報準備(5〜10分)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
├─ 保証期間内 → メーカーサポートへ(無料対応の可能性)
└─ 保証切れ → 新潟県内の地元業者2〜3社に同時連絡
連絡時に伝える情報:
□ 異音の種類(「ボン・ピー・ゴー」など)
□ 発生タイミング(点火時・燃焼中・停止後)
□ エラーコードの番号
□ メーカー・型番・設置年
□ 直前の状況(大雪の翌朝・強風時など)
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【PHASE 5】修理内容・費用の確認と判断
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├─ 修理費用を§9の相場表と比較する
├─ 使用年数10年以上なら交換を視野に入れる
├─ 新潟エリアなら「寒冷地仕様・耐塩害仕様」への切り替えも検討
└─ 迷ったら複数業者からセカンドオピニオンを取る
📋 異音トラブル対応・完全チェックリスト
【安全確認】
□ ガス臭・焦げ臭・一酸化炭素の症状の有無を確認した
□ 水漏れの有無を確認した
□ 給湯器の運転を停止した(異常が疑われる場合)
【異音の特定・記録】
□ 異音の種類・発生タイミングを確認した
□ エラーコードをメモ・写真撮影した
□ メーカー・型番・設置年を確認した
□ 保証書の有無・保証期間を確認した
【原因の確認・応急処置】
□ 給排気口の積雪・異物を確認・除去した(「ゴー」音の場合)
□ 水漏れ発生の場合は止水栓を閉めた
□ 換気を十分に行った(ファン系異音の場合)
【業者連絡・見積もり】
□ 保証期間内はメーカーサポートへ連絡した
□ 保証切れは地元業者2〜3社に同時連絡した
□ 異音の種類・状況・エラーコードを正確に伝えた
□ 見積もりは書面でもらった
【修理・交換の判断】
□ §9の相場表と見積もりを比較した
□ 使用年数に応じた修理/交換判断をした
□ 豪雪エリアなら「寒冷地仕様」への交換も検討した
□ 沿岸部なら「耐塩害仕様」への交換も検討した
🔒 今から始める「異音を出さない給湯器管理術」
異音が発生してから対処するのではなく、異音が発生しにくい環境を作ることが最も経済的な管理術です。
【年間を通じた予防管理】
□ 10月〜11月:冬支度の点検(業者に依頼)
└─ 点火装置・センサー・固定金具の点検
└─ 屋外配管の保温材の状態確認・交換
└─ 使用年数8〜10年以上なら交換の見積もりを取る
□ 12月〜3月:毎朝の日課
└─ 給排気口周辺の積雪を除去する
└─ コンセントを抜かず凍結予防運転を維持する
└─ 異音が出たら§2〜§7で種類を確認する
□ 4月〜5月:春の点検
└─ 凍結ダメージ(水漏れ・配管亀裂)の有無を確認する
└─ 気になる異音があれば業者に点検を依頼する
□ 6月〜9月:夏の状態確認
└─ ガス代の異常な増加がないか確認する
└─ 「ゴボゴボ」音が出始めた場合は追い焚き配管の洗浄を依頼する
給湯器の異音は「耳で聞こえる故障サイン」です。
音の種類を正確に把握し、この記事の判断チャートを参考に適切な対処をすることで、軽微なうちに修理費を抑えて解決できます。
特に新潟の冬は「ボン(爆発音)」「ピー(ファン系)」「ゴー(積雪閉塞)」という命に関わる異音が発生しやすい季節です。
この記事をブックマーク登録しておき、異音に気づいたらすぐ確認できる状態にしておいてください。
使用年数が8〜10年を超えている方・毎冬何らかの異音が出ている方は、冬本番を迎える前の今が最適な点検・交換タイミングです。
業者への相談・見積もりだけでも今すぐ動き始めることをおすすめします。
この記事は給湯器の異音トラブルに関する一般的な情報提供を目的としています。
実際の症状・原因・費用は機種・設置環境・業者によって異なります。ガス臭・一酸化炭素の疑いがある場合は迷わずガス会社(0570-002-299)へ連絡してください。


新潟給湯器センター
